本当に稼げるの？Androidアプリ開発の儲け話の実例を紹介

Androidアプリの収益について

自分で開発したAndroidアプリは、Google Play上で公開して世界中のスマートフォンユーザーと共有することができます。その際、販売価格を自分で設定できるシステムになっているので、その気になればアプリ開発によって大儲けを狙うことも可能です。
会社でスマートフォンアプリの開発業務に携わっているAさんは、副収入のために空き時間を利用してAndroidアプリを個人開発するようになりました。これまで20本ほどのアプリを制作し、リリースしてきた実績があります。はたしてAさんは自作アプリでどの程度儲かったのでしょうか？その成果をご紹介しましょう。

無料アプリの売上

自由にダウンロードできる無料アプリの場合、プレイ画面上に広告を挿入することで広告収入を得ることができます。Aさんが無料Androidアプリによって一年間で得た広告収入は、およそ12000ドル。当時の為替レートに換算すると、約82万円の儲けです。平均月収は7万円前後。一般的なアルバイト並の収入額です。

有料アプリの売上

ダウンロードする際に料金を徴収する有料アプリの場合、自分の設定した販売価格から所定の手数料を引いた金額が一件当たりの手取りになります。購入したユーザーの数が増えるにつれて利益が倍増。基本的なシステムはネットショップと同じです。各アプリによって人気に大きな差がありましたが、Aさんの有料Androidアプリはのべ8000人ほどのユーザーに購入されました。その結果得た収入は、なんと160万円。1アプリ2～3時間程度の開発時間で稼げる額としては十分すぎるほどの成果と言えます。

Androidアプリで儲けるコツとは？

Aさんが実際にAndroidアプリを個人開発してみて感じたのは、Androidアプリの開発は巨額の利益を生み出すビッグビジネスになる可能性を秘めているという事です。AさんがAndroidアプリによって一年間で得たトータルの収入は200万円以上。極論、自作アプリの収入だけで生活費をまかなうことも夢ではありません。
確かにAさんはアプリ開発のプロですが、ちゃんと勉強すれば初心者でもオリジナルのアプリを作ることは十分に可能です。挑戦する価値は十二分にあると言えるでしょう。
Aさんは、購入に結び付かなければ利益が発生しない有料アプリよりも無料アプリの方が稼げるチャンスは大きいと主張しています。ただし、無料アプリで稼ぐためには、ユーザーに広告をクリックしてもらわなければなりません。あまりにも露骨に広告を貼るとユーザーが離れていくリスクがあるので、邪魔にならずかつ見やすい位置に貼ることが重要。また、できるだけ頻繁にアプリを開いてもらうためにも、更新しやすい情報配信型のアプリがお勧めだとアドバイスしています。