絶対におさえたい、Androidアプリのリジェクトについて解説

そもそもリジェクトとは何か

リジェクトという言葉は聞き慣れない人も多いかと思いますが、これは拒否や拒絶という意味を持っている英単語です。海外ではこうした単語で拒否などをしているということを通知することがありますので、開発者は知っておいたほうが良い単語です。Androidアプリ開発をする上では、リジェクト関連の知識は必須です。
リジェクトされてしまった場合、そのアプリを提供することは一切できません。修正要求を受ければ迅速かつ的確に対応する必要があります。十分な対応ができなかった場合、アプリ自体がリリースできなくなり、事業停止に近い状態になってしまうこともあります。ちょっとした不注意でリジェクトになってしまっては、それまでの努力も水の泡です。リジェクト対象となるアプリの例などを知り、細心の注意をはらいましょう。

リジェクトの対象となるアプリ

Androidアプリを提供するGooglePlayでは、一定の基準を設けてリジェクトを行っています。該当するものは徹底的に排除する姿勢を持っており、抜け道を探すことすら難しいのが現状です。少しでも利用できる期間を長くしたいと思っているなら、とにかくリジェクトされるアプリはどのようなものか知っておくことが重要となります。
まず不正に広告を利用していたり、スパムなどが含まれているようなAndroidアプリは利用できません。これは早々にリジェクトの対象となってしまい、場合によってはアプリの提供自体が出来なくなります。同様にアフィリエイトアプリも使えませんので、こうした物を提供しないようにしてください。
もう1つ駄目なのがアダルト系のAndroidアプリです。アダルトという部分では厳しい対応をしていますので、こうしたアプリを提供すると、リジェクトの対象となります。AppStoreよりもアダルトの対応は甘いと言われていましたが、最近では排除されるアプリもどんどん増えています。これらに該当しない場合でも、第三者の妨害によって、リジェクトされるケースもあります。

リジェクトされてしまったら？

もし上記のことに引っ掛かってしまい、リジェクトのメールが届いてしまったら、まずは速やかにアプリの修正作業を行ってください。アプリを修正して提供することが出来るのであれば、リジェクトされていても同じアプリを提供することは可能です。すぐに修正作業に応じないと、後から更なる問題を引き起こします。
どうしてもその事例には納得がいかないということであれば、Googleの担当者に連絡を入れて、リジェクトを停止して貰う措置を取ります。第三者が妨害しているということであれば、尚更この可能性は高くなっていると思いますので、納得できないことでリジェクトの対象となっている場合、即座に連絡を入れた方がいいです。後はGoogleの対応を待つことになります。